泣いても良いんだよ

観光産業が基幹産業になっている松山市では、様々なお客さんが大勢きます。
そんな中で、アルバイトだからと言って甘えていると、結局お客さんに迷惑が掛かってしまいます。
「もてなし」
・相手の立場に立って相手の感覚を尊重し、相手の経験を豊かにすべく応える。
・心に余裕を持ち、焦りや、それを相手に悟られることのないようにする。
・相手の不快さや災難を抑え、一期一会を楽しめるように配慮する。
・そうしたことによって、相手によりよい体験をもたらす。
「あしつらえ」
・的確に確実に、もてなすための準備を整える。
・本質を的確に表現しつつ、本質を端的な形で表現する。
・心地よい演出を加えて相手に快適な気分を味わってもらう。
・そうしたことによって、相手によりよい体験をもたらす。
これは非常に理に適っているように思えるのですが、残念なことに、頭で理解できる、ということと、自ら実践できる、ということの間には、容易に超えられない大きな壁があります。
「おもてなし」とは自分もまた楽しむこと。
おもてなしには目に見える部分と目に見えない部分があります。
例えば茶道の世界ですと、お客様をお迎えするときは打ち水をして清め、茶室の床の間にはお客様の好みや季節に合わせた掛け軸を用意して、お花を生けて、というようなことが目に見える部分のおもてなしです。
それに対して、「どうしたらお客様に喜んでいただけるだろうか」と考えて、相手に対し心を尽くす気持ちが、目に見えないおもてなしだろうと思います。
その目に見えない部分があって初めて、目に見える形へと反映するのです。
あるお茶の宗家の方の言葉ですが、「見えない部分でどれだけがんばれるかで、おもてなしの幅と厚みが違います」と。
相手の気持ちを瞬時にとらえて行動する事、このように、もてなしをあまり難しくは考えないでいただきたいのです。
要は、いつ、いかなるときでもお客様の立場や、お客様中心の発想に立ってサービスしていただいたら、おのずと感動を呼ぶおもてなしになるということなのです。
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